<世界文化遺産 2連発>
龍安寺・仁和寺
それぞれ、1994年12月「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録
昨年12月の京都散策に引き続い、1年ぶりの世界遺産散策です!
龍安寺の石庭は約30年ぶり?!
<龍安寺>
臨済宗妙心寺派。
1450年(宝徳2)細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受け、
妙心寺の義天和尚を開山とし禅寺に改めた。
石庭として有名な方丈庭園(史跡・特別名勝)は、三方を築地塀に囲まれた
枯山水の平庭で、「虎の児渡しの庭」とも呼ばれる。
白砂に15個の石を配した名庭。
「虎の子渡しの庭」や「七五三の庭」などの別称。
1975年にエリザベス2世が龍安寺を公式訪問した際に
石庭を称賛したのがきっかけとなり、
当時の禅ブームの後押しもあって世界的にブレイク

<仁和寺>
真言宗御室派総本山。
886年(仁和2)、光孝天皇の勅願により創建、888年(仁和4)に完成。
宇多天皇が落髪入寺し寺内に御室(御座所)を設け、御室御所とも呼ばれた。
桜の名所として名高い仁和寺。
桜の時期になると、国宝に指定されている
金堂の前には染井吉野、鐘楼前のしだれ桜などが咲き誇る。
中でもぜひ注目したいのが「御室桜」。
中門内の西側一帯にある桜林が御室桜の林で、遅咲きで背丈が低いことが特徴。

※鏡容池のほとりにある塔頭(たっちゅう=子寺)西源院で、
日本庭園を眺めながらの湯豆腐・・・美味かった!
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龍安寺(山門) |
切妻造の「山門」
山門が建てられたのは、
江戸時代中期とされています。
1755年に洪水で流れて壊れてしまったので、
現在のものはその後の再建されたものです。
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龍安寺(石庭) |
幅25m、奥行10mの75坪ほどの空間に
白砂を敷き詰め、大小の石を、東から西へ
5,2,3,2,3と合計15個配置
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龍安寺(蹲踞:つくばい) |
中央の水穴を口の字に見立てると
「吾れ、唯だ、足ることを知る」
これは釈迦が説いた「知足の心」
を図案化したもので、徳川光圀が寄進
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龍安寺(鏡容池) |
池に周囲の木々を鏡のように移す光景から
「鏡容池」と名がついた、とも言われています。
おしどりの群れが遊ぶ光景が
よく見られたことから通称「おしどり池」 |

仁和寺(二王門) |
寛永〜正保年間に建造。
門の左右に金剛力士像を安置している。
南禅寺三門、知恩院三門とともに
京都三大門のひとつ

二王門の金剛力士像 |

仁和寺(金堂) |
中門をくぐった正面に堂々と建つ
国宝の金堂。
寛永年間の仁和寺再建の際に
御所から下賜された紫宸殿を移築したもの。
金堂は仁和寺の本堂で、
本尊の阿弥陀三尊像などが安置されている。 |

仁和寺(五重塔) |
中門をくぐって右手に建つ五重塔。
寛永21年(1644年)に建立。
各層の屋根の大きさがほぼ同じに造られており、
江戸時代の建築の特徴があらわれている。
高さは36.18メートル。 |

仁和寺(庭園) |
宸殿から北東方向をみる。
飛濤亭と遠方の五重塔が
奥行きを感じさせる。

霊明殿から見た宸殿の庭 |