出張先での雑記帖



京都
Kyoto


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2016年 10月22日(土) 京都(京都)

<世界文化遺産 2連発>

龍安寺・仁和寺
それぞれ、1994年12月「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録

昨年12月の京都散策に引き続い、1年ぶりの世界遺産散策です!
龍安寺の石庭は約30年ぶり?


龍安寺
臨済宗妙心寺派。
1450年(宝徳2)細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受け、
妙心寺の義天和尚を開山とし禅寺に改めた。
石庭として有名な方丈庭園(史跡・特別名勝)は、三方を築地塀に囲まれた
枯山水の平庭で、「虎の児渡しの庭」とも呼ばれる。
白砂に15個の石を配した名庭。
「虎の子渡しの庭」や「七五三の庭」などの別称。
1975年にエリザベス2世が龍安寺を公式訪問した際に
石庭を称賛したのがきっかけとなり、
当時の禅ブームの後押しもあって世界的にブレイク



仁和寺
真言宗御室派総本山。
886年(仁和2)、光孝天皇の勅願により創建、888年(仁和4)に完成。
宇多天皇が落髪入寺し寺内に御室(御座所)を設け、御室御所とも呼ばれた。
桜の名所として名高い仁和寺。
桜の時期になると、国宝に指定されている
金堂の前には染井吉野、鐘楼前のしだれ桜などが咲き誇る。
中でもぜひ注目したいのが「御室桜」。
中門内の西側一帯にある桜林が御室桜の林で、遅咲きで背丈が低いことが特徴





※鏡容池のほとりにある塔頭(たっちゅう=子寺)西源院で、
日本庭園を眺めながらの湯豆腐・・・美味かった!


龍安寺(山門)
切妻造の「山門」
山門が建てられたのは、
江戸時代中期とされています。
1755年に洪水で流れて壊れてしまったので、
現在のものはその後の再建されたものです。

龍安寺(石庭)
幅25m、奥行10mの75坪ほどの空間に
白砂を敷き詰め、大小の石を、東から西へ
5,2,3,2,3と合計15個配置


龍安寺(蹲踞:つくばい)
中央の水穴を口の字に見立てると
「吾れ、唯だ、足ることを知る」
これは釈迦が説いた「知足の心」
を図案化したもので、徳川光圀が寄進


龍安寺(鏡容池)
池に周囲の木々を鏡のように移す光景から
「鏡容池」と名がついた、とも言われています。

おしどりの群れが遊ぶ光景が
よく見られたことから通称「おしどり池」

仁和寺(二王門)
寛永〜正保年間に建造。
門の左右に金剛力士像を安置している。
南禅寺三門、知恩院三門とともに
京都三大門のひとつ


二王門の金剛力士像

仁和寺(金堂)
中門をくぐった正面に堂々と建つ
国宝の金堂。
寛永年間の仁和寺再建の際に
御所から下賜された紫宸殿を移築したもの。
金堂は仁和寺の本堂で、
本尊の阿弥陀三尊像などが安置されている。

仁和寺(五重塔)
中門をくぐって右手に建つ五重塔。
寛永21年(1644年)に建立。
各層の屋根の大きさがほぼ同じに造られており、
江戸時代の建築の特徴があらわれている。
高さは36.18メートル。

仁和寺(庭園)
宸殿から北東方向をみる。
飛濤亭と遠方の五重塔が
奥行きを感じさせる。



霊明殿から見た宸殿の庭